「美咲急いで!時間が無いの!」

「真美子・・・ありがとう。疑ってごめん。」


みんなに送り出された私はまた走り出した。

今日はやっぱり沢山走る日らしい・・・。


自転車置き場で急いで自転車に乗った。

とりあえず商店街を目指そう。

なんで時間が無いのかわからないけど、急がなきゃもうあの頃には戻れない気がした。


侑斗、出会わなければよかったなんて言ってごめん。

そんなこと1度も思ったことないよ・・・。

本当は大好きで大好きで仕方ないの。

ただの強がりなんだよ。

今更だってわかってる。

けどっ・・・・・・





お願いだから、私からこれ以上離れていかないで・・・。