意識し始めたのは


ノートわすれて取りにいった日


あの日俺は教室を吹部が使ってないのを確認して部屋に入るつもりだった
なのにあいつ…………祐架がいた


楽器をもたず譜面みてたのか譜面が広がっている
当の本人は赤い顔で必死に譜面とにらめっこしてるけど

赤い顔……?


「祐架熱ある?」

祐架は反応せずに寝ていた

俺はヤバいと思い祐架を背負って保健室まで運んだ


「ゴホゴホ………ありがとう」

保健室に着いてから祐架が漏らした言葉


この時に祐架を意識し始めた