春蘭学園の恋愛事情


そう自負してしまう
ほど俺はいつも
あいつといた。

そして俺は、
やっとの思いで
あいつを見つけた。

息を切らしながら
見つめる先に居るのは、
いつもと変わらぬ
愛くるしい笑顔をした美少女。

そしてその隣に
居るのは俺ではない、
見知らぬ美形の男。

その瞬間、
俺の中で何かが
弾けたような気がした。

おそらくあいつと
同じAクラスの男だろう。

いつも俺だけを
真っすぐに見つめる
あいつの笑顔が、

今は違う男に
向けられていた。

その無防備で幼く
眩しい笑顔を。

俺ではない他の男に。

なんかわかんねぇけど…