春蘭学園の恋愛事情


俺は久しぶりに
日当たりのよい
中庭に向かった。

あいつと出会う前に
いつも通っていたこの場所は、
俺のお気に入りの場所。

1人で静かに
草原に寝転ぶのが
至福のひと時だった。

だがあいつと
出会ってからは、

「廊下にいないと
思ったらやっぱり
こちらに居たんですね!!」

目をあけると
嬉しそうに笑顔を
向けるあいつの姿。

寝転んだままの
状態でいる俺の顔を
草原に膝をついて
覗きこむあいつの
瞳はいつもキラキラしていた。