そして必ず

「星夜ぁ.あなたので鳴かせてぇ」

「星夜ぁ.あなたを思うと疼いちゃうの」

客は星夜を誘い始める。


でも.星夜はいつも

「ランチなら喜んで」

「身体は大切な人のためにね」

と耳元でささやきスルリとかわす。

そこがまた
星夜の魅力で

同伴はしても閉店後はアフターをしない。

もちろん枕営業もなし。

客は今夜も星夜に心を奪われる。