「ま、とりあえず頑張れ。」 そういってさりげに佐野先輩が笑ったのを 私は見逃さなかったぜ(←え。) 一瞬でも、そんな優しい顔するんだね…。 「演劇発表楽しみだね!!頑張って練習しないと…」 「俺も、けっこう楽しかった。」 「棗もけっこう上手かったしね!!」 帰りは4人で他愛もない話をしながら帰る。 途中は私一人になった。 ちょっと暗いな…。 「ねぇ。」 「!?」 話しかけられて、振り返ってみたら。 「滝澤ユリア…??」 天地の、彼女だった。