君に聴かせたい

Bメロからサビに移る前のところでFm7のスケールで降りてくるメロディーがある。




俺はボーカルのメロディラインの3度上をベースでハモった。




声はきこえないが客が驚いているのがわかった。




歌声は会場中を包み込み、客1人1人を撫でるように流れていく。




曲が終わったとき、誰1人声をあげなかった。







そして由里が笑顔でペコッと頭を下げると、今気づいたように歓声があがった。