その間誰も準備室に来なかったのは不幸中の幸いってやつだ。 んーっと背伸びする先生はなんだか猫みたいで可愛かった。 髪の毛とかふわふわだし。 触ってみたいな… 「鹿島。」 「は、はい。」 「帰ろっか。」 「あっはい。」 …なんだか緊張してきた。 先生は鼻歌なんかしながら帰る支度をしてるし。 そんなところもかわいいと思うのは惚れた弱みってやつののか?