ごめんね、先生。



「じゃ、たつよー。」


いくら男といえ、先生は細身。


「先生やっぱ…」


あたしの言葉が聞こえないかのようにすいっと立つ。

「先生っ!!」


「んー??」


がちゃりと戸を開けトイレからでる。


「重くて、ごめんなさい。」


「ばーか。もっと食え。」


…遠回しに軽いって言われてる??


「とりあえず他の先生に見つかるとまずいから準備室いくよ??」


「ん…」


先生独特の匂いに胸が締まる。