「………ハァーーー」





俺は大きなため息をついてベンチに腰をおろした




「ゴメンね?お兄ちゃんノー天気な人だから」





そんなのどうでもいいんだよ





ただ、凛の彼氏じゃなくて………良かった






「いただっきまーす♪」




人の気も知らないでクレープを美味しそうに食う凛を見てちょっとイラッときた




そんで、意地悪したくなった





「………なぁー」





「………ん?」





ペロッ




「………ひぇっ!??」






俺は凛のほっぺにつく、クリームをペロッと舐めた