彼女のご機嫌




――…喜んだ顔してみんじゃねーよ。




しかも心なしか超期待した目で見てくんですけど…一体なに?



「なに?人の顔ジロジロ見ないでくれる?つーかキモイんで♪」




その瞬間みんな違う方向を向いた。まじウゼー。




「え?別れ…」




「幹。制服にガム付いてる汚いからどっか行って。」



「え!?嘘?!あーマジかよっ!落としてくる!」




いや、落とせねぇだろ。ガムベッタリ付いた制服どうやって落とすんだよ…クリーニング出せつーの。




幹は突っ込むところありすぎて「本当疲れるヤツ。」






うっさい幹が消えてやっと寝れる…



そう思って机にうつ伏せになった。