心霊恋愛

「あの、松永さんは彼女とかいないんですか??」



「裕也でいいよ。…彼女か…正確には”いた”かな。」



裕也が幽霊だってこと忘れてた…




「あの…ごめんなさい…」

とっさに謝った。

「ん?気にしないで。」



俺が幽霊だなんて急に頭ついていかないのは仕方ないよ。


そう付け加える裕也になんだか胸がきゅってなった。