「にしても集中してたねー♪昼飯ん時呼びに見に行ったら混沌としたオーラがブワっとしてたょ☆」




それは気づかなかった!!




「まー、集中力パないのは栗塚さんもだけどー♪」



「栗塚さんも?」



「うん、昼飯食べてなかったっぽい」




ぽいて、




あぁ、
でも栗塚さんならむしろらしいなぁ?




「で、月詠ちゃんはなに調べてたの?」



「え」




困った。




よく考えればこの中で取り引きの事を知らないのは桐谷君だけだ。




神田は放火事件で知ってしまったし、
しぃには話してある。




遥達は別に構わないしー




でも桐谷君はマズいよね、公安部で上層部とも関わりあるらしいし……




「あぁ、もしかして栗塚さんとの秘密の関係の事?」




ブーーーーーッッッ




噴いた。




神田が




「な、な、なな…桐谷、なん……ピファアッ!!」




一々五月蠅いので肘で神田を仕留めた。




「えっと…ご存知、だったんですか?」



「…話した記憶はないが……」




栗塚さんも不思議そうだ。