「はい、あげる」



「ぁ、どうも」




栗塚さんからお茶を受け取る。




「で?」



「え?」




なにが、




不思議に思って首を傾げていたら栗塚さんが




「え?」




と逆に疑問で返された。




「「え?」」




今度は2人同時。




ちょ、え、な、ん?




「………」



「………」




しばしの沈黙。




先に口を開いたのは栗塚さん。




「…俺はてっきりそこに書いてある場所に行くのかと思った」




あ、あぁ!!




なるほろ!!