「おょ?そこにいるのはもしや栗塚さん?また月詠と取り引……」



「のわーーーっっ!!!!」




急いでしぃの口を塞ぐ。




「鳥?鳥がなんですか、栗塚さん」



「鳥といったら焼き鳥で焼き鳥といったらつくねだろう、という話だ。」




栗塚さん!?




そんなでごまかせ……




「えー!!俺はぼんじりが好きですよー!!」




られたーーっっ!!




よ、よかった…




しぃに口止めをして、




何で栗塚さん達がいるのかを説明した。




「へー、そゆことか♪……チッ、んでバ神田までいんだよ。」



「赤川!!ひでぇよ!!」




また笑顔で言うから怖いわよね。




「バ神田の高校の友達かー♪」



「間違ってます。バ神田の友達ではないですー♪」



「バ神田の限りなく知らない知人ですけど友達ではないです。」



「バ神田の友達にはなりたくないよな。」



「え、何?コレ。新手のイジメ?みんなして?つか何?俺の名前バ神田で決定?ね、決定事項なの?ね、せんぱ…ドファ!!!」




ピクピク…




「取りあえず各自、部屋戻りません?」



「そうだな。」



「あ、良かったらご一緒に夕飯食べません?ウチの子供も一緒に」



「え、しずなちゃん子供いんの!?」



「いるわよー♪」




アハハ、ウフフ




「み、みんな……」




触らぬ神田に
祟りなし。




あ、死人に口なしか。