涼の後をついて行くと、高級そうなレストランに入った。


『いらっしゃいませ。瀬尾涼様。』


瀬尾様?


一体何者…?



「あっ…アタシ、何も食べないですっ!!」


お金ないし…。


「金の事を気にしてる?いいよ、俺が払うから。」


「でっ…でも!!」


「んじゃあ、いつものパスタを1つ。」


『かしこまりました。少々お待ちください。』


店員…っていうかメイドは注文を聞くなり、離れていった。


いったい、涼は何者??


こんな高級そうなレストランで普通に食事なんて…