「サヨナラ。もうあんたと一緒にいてくれる人はいないでしょーね。」


悠華と竹下はどこかに行く。


記憶を失った次に辛い悲しみだった。


人は簡単に裏切る事ができるんだね…。


私、明日から悠華にイジメられるの?


悠華だけじゃなくてもしかして全員から…。。


この些細な(ささいな)事件がイジメの引き金になるのかな…?


辛いよ…。


記憶を戻す前に私…死んじゃうかも…。


今もこの屋上から飛び降りる事もできる。

でも私が死んだら周りの人が悲しむ…。


周りの人?


なぁんだ。私は誰にも愛されていないんだ。


だったらイジメられる前に死んじゃえばいいんだ。



私は体を柵の外に出る。


「これてもう安心できる…。サヨナラ。。」


覚悟を決めて私は飛び降りた。


下はアスファルトだから確実に死ぬね。