あの夜、家に帰ってずっと唄のことを考えていた。
なんであんな事を言ったのか…
俺自身にもわからん。
結局4時になってしまい、薬を飲み
眠りについた。

途中で誰かが俺を起こした。
んだよ……
「おはよ☆」
そこに居たのは、仁だった。
なんだ…唄じゃないのか。
少しがっかりする自分がいた
でもいる訳がない。
昨日あんなことしてしまったんやから…
「…ハァ」
今更後悔しても遅い。
取り返しのつかないことをしてしまったの
だからー……

「どうしたん?」
俺は、昨日あったこと全て話した。
仁は、あちゃーといわんばかりの
顔をして俺を見た。