でも、ありがとう。
決めてる。
あたしは、行くから。


ガラガラ

「終わったよー!!」
「おぅ、おかえり、誰からの電話?」
「あー・・・知り合い」

ここで、ばれたら監禁される...


絶対に!!



・・・でもなんで龍斗はあたしを知っている?
どこからかの情報?
それとも、あたしがいたのを見ていた?

あの、自殺しようとした日。

「結城」
「ん?」
「話がある」
「・・・分かった」

そう、言ってきたのは颯太だった。

どんな話だろう。
つれていかれたのは病院内のどこか。

「なぁ、やっぱりさ。付き合うの保留にしといていいか?」