無茶苦茶に走ってたから
どこにいるかなんてわからない。


ここはどこだろう。
知る必要もないね。
どうせあたしは今から‘‘死ぬ’’





自然とあたしは、使われていない学校が
目に入り
引き寄せられるように近寄っていった。


校門をくぐり、中に入る。
中はほこりがたくさんあって、
簡単に言えば‘‘汚い’’

そりゃそうか。
もう使われていない学校。

きれいなほうが不自然すぎて怖い。


階段を上るにつれてギシギシと音がなる。
走ろうとは思わない。

ゆっくり階段を上っていく。

ここは...2年生の廊下。
いつから使われていないのだろうか。