「蓮!!」

私は、悔しそうな顔をして蓮を見た。


「おーらよっと♪」


蓮は軽々しく飛び上がった。


「くく・・・倉持さぁん!!」


松村が蓮を追った。


「ばいばい♪」


蓮は気軽に手を振った。


「くっそー!! またアイツめ!!」


私は、足で地面を蹴り付けた。

「まぁ、会長」

松村が私を押さえたけど、私は止まらなかった。