………。 黙って朔斗の方を見ると、やはりどこか怒っている…というかイラついているように見える… 私、何かしたかなぁ… すると、尚ちゃんが話しかけてきた。 「そういえば、葵ちゃんはどうして朔斗と知り合ったの?」 「あ、それ俺も気になる!」 と由樹君と響君ものる。 「えっと…」 非常に答えにくいのですが… だって…、ねぇ…? 助けを求めるように朔斗を見たけれど… …っ、ねぇ、どうしたの…? 「ねぇ、朔斗。」 そう言って朔斗の腕に軽く触れると、 然り気無く避けられた。 え…?