「きゃ…っ!」 気が付けば大好きな人の腕の中、 そう、朔斗にいきなり抱きしめられた。 「な…ななななな…」 ドキドキしすぎて言葉が上手く出てこない。 心臓は壊れそうなほどドキドキいっている。 こんなんじゃ、朔斗まで伝わっちゃうよ… 「葵…」 朔斗に名前を呼ばれるだけで、こんなにもドキドキしてる… 「あの唄ってさ…もしかして俺のこと…?」