初めての気持ちにどうしたら良いかがわからない…



だって、気付いたところで振られるかもしれないし…



あぁ…



どうしよう…




翌日、とりあえず学校に行った。



―学校―



「柚ー寿ー!!!!!」



学校に着くなり、私は柚寿に抱きついた。



「ちょっ、葵?!」



「たすけてぇ…」



「はぁ、やっと気付いたのか…」



何も言わなくても何故かお分かりの柚寿さん。



やっぱ凄いです…。



「なんでわかったの??」



「乙女の勘と、一体何年親友やってるとおもってるのよ!!」



そっか、だからか。




「さて、とりあえず屋上いくかな。」



「え…?授業は…?」



「授業なんかより大切!!!」



そう引っ張られ、屋上に行った。