そう、何だかお礼を言いたいらしい。 そしてそんな朔斗は、 「マジで!?」 と、びっくり。 「うん、だから今度家にご飯食べにこない?」 と少し控えめに言うと、 「絶対に行く!」 と、言ってくれた。 空気が凄く温かくて、きっと、“好き”なんて言葉じゃたいないんだ。 「さて、読んでいこうか。」 朔斗のその一声で、私たちは歌詞を一つ一つ読んでいった。