Strawberry Love





「…っ、お、お父さん…っ!!」




私がお父さんって呼ぶと、




「葵…っ!」




と、抱き締めてくれた。




「…っ、ふぁ…、ぅわぁー…っ」




凄く久しぶりに触れた温もりに、言葉さえ上手く言えない。




「葵、ごめんな。」




その言葉に、私は首を横に振った。




「お父さん…っ、会いたかったよぉ…」




そう言うと、




「お父さんも、葵に会いたかった。」




と、言ってくれた。





そして、何故、今日ここに来たのかを教えてもらった。