「坂本先生、朔斗、これが私の決意です。聞いてください!!」 2人にそう言い、私は撮影現場に行った。 あの後、それと言って会話は無かったが、私を離すとき、朔斗が 『俺は葵のフルート、好きだ。ずっと見守ってるからから、諦めるな。一緒に幸せになろう。』 と言ってくれた。 その言葉を聞いたとき、私は決意したんだ。 「それじゃぁ、始めます!」 と、監督さんの声がかかり、撮影が始まった。