ブラックホール〜俺様最強キング〜Ⅲ【完結編】

侠也もベッドに腰を下ろしてタバコに火をつけた。





「緊張したか?」


「うん、まあ」


「疲れただろ。お前があんなに敬語を話せるなんて思ってなかったな」


「侠也のお父さんなんだしあれくらいの敬語は使うよ」





侠也はあたしの方を振り返って微笑んできた。





「それって俺が好きだからって聞こえんだけど」


「はぁ?」





なんでいきなりそんな話になるわけ?