「もしお前が俺に養われるみてぇで嫌だって言うなら、飯とか洗濯すればチャラだろ?どうせ俺は家事なんかできねぇし」


「……うん、一緒に暮らしたい」


「ほんとか?」


「うん」





あたしのプライドのせいでこんなに侠也にいろいろ考えさせてしまってる。



確かに、お金を与えられたり頼ってばっかりとかいう関係は嫌だ。



でも、侠也は違う。



お金を与えることと愛を与えることの違いを分かってくれてる。



それに、そんな難しい話じゃなくて、単純に一緒にいたい。