珍品堂都立家政店

お昼休み間もなくな頃、


京子から内線電話が掛かった。


「お昼行かない?蕎麦が食べたい」


僕と京子は、近くの高層ビルのレストランフロアにある蕎麦屋に行くことにした。


が、しかし京子の足は新宿中央公園に向かって行ったのだった。