バカだけど

優しい




羽崎が好きなんだ





「これでラスト!?」


羽崎が最後の資料を
ヒラヒラさせた。


「うんっ!」


「私、やるよ///」


「おぅ」


ふと、

羽崎は時計を見た。




「うわっ!


まう9時だよ!!」





「…え。


学校閉められてんじゃない!?」



「あぁ!

かもしれない…」




「はい、

最後終わった~♪」



「おめでとうっ


それより脱出経路を確保しなければ!」


「脱出経路って…

スパイじゃないんだからさー…」



「ドア壊して?

窓割って?」