『あ、待ってよー!』
もう!だって本当の事言っただけじゃん。
『でも…私ももう一回会いたいな…』
いつの間にかボソッとそんな事を口にしていた。
「えっ!まさかもう恋!?」
一瞬にしてこちらを向く椎榎。
『そんなわけないじゃん!』
「ほんとにー??」
疑いの眼差しを向けられた。
『本当だから…!』
「あ、そう。また青山先輩に会ったら言ってね!!」
椎榎そうとう青山先輩に会いたいんだなー!
ま、イケメンには目がないからね!!
『うん。分かってる!きちんと言うから!』
ちゃんと椎榎に伝えると…
「ありがとう!!」
そう言って飛びついて来た。
「やっぱ美空と親友で良かったーー!」
ニコニコ言っている椎榎だけど…それって嬉しいのか…??
一人疑問に思っていた。

