そして一日が終わり今は帰宅準備中。 『早く椎榎の所に行こうっ』 急いで準備をする。 「何でそんな急いでんの?」 智也が隣で聞いて来る。 『ちょっと用事で……』 目も合わせずに呟く。 「何そんな怒ってんだよ」 『別に怒ってなんかないよ!』 もう…早く行きたいんだからー! 「怒ってんだろ。」 『あーもう!話はそれだけ?』 急いでるって言うのに…。 何がしたいのか!! 「は?」 こっちを見て驚いて言う智也。