先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~




…なんだか…彼氏彼女みたいだ(笑)

でもそういう関係になることは一生ないだろう!


「お前落ちんなよ。」


『いくらなんでも落ちないよ!』


もうっ!どれだけ子供扱いしてるんだか…。


「あっ…こんな時に赤かよ。」


数メートル先にある信号機を見て呟く。

でも智也はいっこうに止まる気配がしない。


『ま、まさか!?』


「ちゃんと掴まれよ。」


ハンドルに力を入れる智也。


『え…えっ!うそ!』


そのまま突き進もうとする。