『あっ智也…やっと来た…。』 まだ眠そうにしている。 「これ全部作ったのか?」 『うん。』 「…お前が?」 なっ!ひどい! 私を疑って見てくる。 『失礼な!ちゃんと料理作れるんだからね?』 「へぇ…何気にすげぇじゃん。」 笑いながら言う智也。 『もう…。それ褒めてんの?』 「一応褒めてるよ?」 ニヤニヤしながら言っている。 『…うーん…。なら良いんだけど…。』 だって明らかに疑っていたから…。