先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~





『…い、いや…。別にそういう事じゃ…。』


今までは見たことのなかった智也を見て少しドキッとした。


「んじゃ良いじゃん!」


『……とにかく作んなくちゃ!』


バッと腰に回されていた手を解き、すばやく起き上がる。


「あっおい!」


『じゃあ早く着替えて下に来てねー!』


そう言って智也を二階に置いてキッチンに向かう。


『よしっ!作るか!』


腕まくりをして気合いを入れる。


久しぶりに料理作るなぁ。

よし、智也に私の料理の腕前を見せるか!


そして手際良く作っていき、テーブルに並べていたその頃智也が丁度来た。