『…い、いや…。別にそういう事じゃ…。』
今までは見たことのなかった智也を見て少しドキッとした。
「んじゃ良いじゃん!」
『……とにかく作んなくちゃ!』
バッと腰に回されていた手を解き、すばやく起き上がる。
「あっおい!」
『じゃあ早く着替えて下に来てねー!』
そう言って智也を二階に置いてキッチンに向かう。
『よしっ!作るか!』
腕まくりをして気合いを入れる。
久しぶりに料理作るなぁ。
よし、智也に私の料理の腕前を見せるか!
そして手際良く作っていき、テーブルに並べていたその頃智也が丁度来た。
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