可愛くてごめんなさい。

いた!!


着いたのは学校のごみ捨て場。
そこで梨花が初めて口を開いく…



「で?」

冷ややかな視線で女共を見る…

(あんな梨花、はじめて…
私でも怖い!)



「!!!!!!
……っ誤解しないでよ!

私たちは梨花をリンチしようなんて思ってない…から」



「へぇ。
じゃ、何?」


女共は梨花の気迫に圧されてる様子。
顔を見合わせた後重い空気のなか一人が口を開く…


「……交渉だよ。」


「あ"?」



「もう一度、
私たちとつるもうよ…梨花」



……。



「はぁ?」


「やっぱり梨花がいないと、
どうもうまくいかないんだよね。」


必死な顔で哀れな女共は次から次へと交互に喋り出す。



「梨花がいないとなんか楽しくないって言うかつまんないよ!」



「頼りっぱなしだった私も悪かったし、
謝るから…帰ってきて?ね?」


梨花は冷たい視線をそらさずにしばらく睨み続けた後、

大きなため息をついた。