「‥‥んーっ」 あともうちょっとなんだけどなあ‥ 腕がだんだんだるくなってきた。 早くしなきゃ。 「もうちょい!」 勢いあって本を取り出せた! わ‥ やばい 落ちる! 「きゃーっ!!」 バサバサッガッシャーン! 本と脚立の下敷きになってあたしは気を失ってしまった。