亜希緒ちゃんの美味い晩メシは…もう…食えないか…。


 
 「……」



 俺は一人で部屋のキッチンに立つ。



 いつも隣に…亜希緒ちゃんが一緒に立っていた。



 誰かに食べて貰うために作る料理は…手が込んでいるが…自分だけの為に作る料理
は適当。



 俺も亜希緒ちゃんはスキだ…。けど…俺と一緒に居ても…フコウニナルダケ…。



 俺は友達でいいんだ……。



 異性の友達で……。