他のクラスメイトと接するよりも…私には冷たいヤッキー…。 1ヵ月ぶりに…会えたのに…ヒドイ>< 仕事が忙しくなる度に…私たちの距離はだんだん遠くなっていた。 記憶喪失で頭の中が空っぽの私の頭を…二人で思い出いっぱいにしてやると言って いたのに…半年前から…空っぽのまま…。 私は少し…拗ねて…授業を受けていた。 「おい」 ヤッキーは私の膨れた頬をシャーペンの突っつく。 「教科書…忘れた…見せてくれ」 小声で私に囁く。