私は脱衣所からバスタオルを持ち出し、自分の部屋で着替える。 着替えが終ると…一目散にリビングに居るヨシさんの元に急ぐ。 「ありがとうございました…」 「……別に礼なんて…いい」 低い声で呟く、ヨシさんは吸っていたタバコの煙を吐く。24歳の大人だってこと も知っていた。 なぜ? そんな不思議に力を持つのかは…トップシークレットらしい。 「コーヒーいれましょうか?」 「ああ~」