「どうされました!?お客様」 ホテルの人たちも俺たちの元にやって来る。 状況はますます…ヤバイ方向に…加速してゆく。 「すいません~お騒がせて…申し訳ありません~「OZ」の透牙です!!「0の時間」 と言う番組内の「ドッキリ」コーナーの撮影を無断でしておりました。ヤッキー 共々、深くお詫び致します!!」 透牙が変装をやめて、素顔で周囲の人たちに頭を下げた。 俺も立ち上がって…透牙の隣に来て頭を下げる。 透牙が俺を庇ってくれるなんて初めてのことだった。