「その子にはヤンキーの彼氏が居て…どうもDVされいるらしい…」 「女に暴力を振るうなんて…ひでぇ~男だ…許せねえなあ~」 俺は光児の言葉に同調して…そのDV男に腹を立てる。 「その女は…何処の誰だ?」 「……同じクラスの…加瀬さん…」 光児はポッと頬を染めて…俯きポツリと俺に呟く。 光児が亜希良を……スキ!!!!!? 「俺…生身の女にマジで恋するなんて…絶対…無理だと思っていた…。俺の初 恋の人なんだ。加瀬さんって~」 ポツリ、ポツリと…光児は自分の心情を語る。