「正座なんてしなくても…いいって~」 「俺に相談だろう?何だ?…早く言え…」 俺は性急に光児を促す。 「そのう~」 光児はモゾモゾと言いにくいのか…真っ直ぐに見つめる俺の目から目を逸らし し、視線を泳がせる。 「おい!?ねえなら~俺はゲーム再開するぞ!」 俺はワザとキレたような口調で煮え切らない光児の態度を詰る。 「…実は好きな女が居るんだ…」 女??こいつの好きな二次元の女キャラならたくさん知ってるが…生身の女??