「・・・」



甘い夜を過ごした翌朝に告げられた突然の別れ。


神と女神が愛し合うのはダメなのか・・・



ヒロの邸宅で皆で、集まって、鍋パーティ。


パーティの最高潮で、ヒロが私を呼んだ。



二人でバルコニーに続く扉の近くで、佇む。


「ヤッキーから聞いたよね…。天使の話と聖獣の婿決め話…」


「はい・・・まぁ」


「ウチのシンはダメだから…婚約者がもう居るんだ…」


シンとトーガには彼女が居るコトは知っていた。


残りはレーアとナルか・・・



私はレーアとナルを見つめる。