「ナルルって可愛いよ~」


クラスの女の子達が口々に私に同調し始める。



「確かに可愛いね~」
恭まで、同調。



「俺は可愛いなんて…今まで…言われたコトない。つーか…言われたくない…」



「どうして…最高の褒め言葉でしょ?」


「最高じゃねぇー。たくっ。加瀬お前の頭の中なんとかしろ!!」


「そんなコト言ったら…失礼だよ!ナル先生」


私とナルルの間に恭が入る。
ナルルは恭の側近だから、立場的に弱い。