浄化しないと……。 「!!!?」 私の力を吸い取った吸精樹のから白い光が溢れ出した。 【……何だ!!!?この光は!!!?私が……消えてゆく!!?】 「……」 私の体を拘束していた足が消え、私は再び…闇に落ちる。 誰かが私を受け止めてくれた。 「!!!?」 銀の龍の背に乗って現れたシグマの腕に私は抱かれていた。 【早く浄化しろ!!!】