俺の体はまだ完全にすべての力を使うことは出来ないが…亜希良をほっておく
訳にはいかなかった。




 ヒロ、ヨシ、耶麻斗とともに…小型のシャトルでマリアに向かう。



 「……」



 自力では歩けず…俺は耶麻斗に車椅子を押され、移動。




 「足手まといにはなるなよな…」




 そう言っているヨシも傷は癒えてない様子。



 「いざと言う時は火事場の馬鹿力を使う…」



 「ふっ…ヤッキーらしい~」