「……」 透牙が辺りの様子を伺う。 「この惑星には俺の飼い猫たちと俺たちしか居ない…無人だ…」 「此処の猫たちを連れて来たの?」 「俺の家族だから…」 「キング様には俺たちも居ます…皆…仲間であり…家族です」 「ドラゴン…!?歩けますか?俺たちを中に案内してください…」 「分かった…」 恭はナルに支えられ、立ち上がる。