私たちを待っていたのは猫のエリス!!!? 「にゃ~にゃ~」 愛嬌のいい鳴き声で私の足元に擦り寄って、仰向けに転がる。 「……待たせたな…」 私がエリスを触ろうとした時、恭が姿を現した。 「恭…」 「……」 恭はエリスを抱き上げようとしゃがみ込んだけど…そのまま倒れ込んでしまった。 「キングさま!!?」 ナルが倒れ込んだ恭を抱え起こす。